The Wildhearts

ワイルドハーツ東京公演レビュー/2019.7.2


妙に嫌な予感がする始まりだった


僕が会場に着いたのは19時15分過ぎ。仕事の都合で行けるかどうか直前まで判断できなかったので、6月30日にチケットを購入。

その時点で整理番号は500番台

ガラガラかなと思ったが、会場へ入るとそこそこのオーディエンスは入っている。

丁度、オープニングアクトの流血ブリザードのショウの最中だった。

ドリンク券をビールに引き換え、ようやくポジションに着こうとした時、オープニングアクトのショウは終わった。

殆ど、見れなかったが仕事が押してしまったのだから、仕方ない。

直ぐに2Fにある喫煙スペースに向かい、タバコを1本慌てて吸い込む。

スタンディングフロアに戻り、暫くした時、19時45分頃だろうか?

CJ、リッチ、ダニーと日本人通訳の女性がステージに登場。

ジンジャー ディレイ

その後、日本人通訳の女性がジンジャーが遅れている旨を伝え、開演が20時30分頃になると伝えて、メンバーが戻った。

その時、僕は妙に嫌な予感がした

 

 

 


それから1時間


予定の時間まではバーへ行き、追加のビールとチューハイを飲みながら、喫煙スペースで時間潰す。

何故、ジンジャーが遅れているのだろうか?

まず最初に病気を疑った。

他のメンバーが会場に到着し、オープニングアクトも全て予定通りに終了しているのに、あまりにも不自然だった。

ワイルドハーツ程度と言っては申し訳無いが、大物では無いので、会場へはメンバー全員で1台の車で入るはずだ。

ジンジャーはライブを放棄して何処かに行ってしまう男では無いと、僕の中で勝手に思い込んでいた。

予定時刻は20時30分だったが、嫌な胸騒ぎもしていたので、少々落ち着きがなく、早めにスタンディングフロアに戻った。

ローディがサウンドチェックを再開しているのだが、予定の時間が過ぎても始まる気配が無い。

そうしているうちに日本人の女性スタッフがローディに声をかけ、ローディはバックステージへ行った。

彼はきっとジンジャーの近くにいる人物に違い無いと、その時感じた。

暫くして、ローディーが戻り、OKのサインを観客に出す。

直ぐにジンジャーはステージに姿を現した。

 

 

 


ジンジャーが語りだし、事件は始まった


ジンジャーがステージに登場するのだが、他のメンバーは居ない。

その時、中止か?僕の頭は今日のライブはキャンセルかなと自然に思った。

「誰か英語を話せるやつはいるか?」

ジンジャーはそう呼びかけると、一人の日本人男性を観客席からステージにあげた。

通訳をさせるつもりだ

「ヘルニアで、お腹から出そうだ」

「プロモーターの社長は酷い人だ。今日のステージに上がらなければ、二度と日本に呼ばないと言われた」

その後、ジンジャーは通訳役の男性に何かを言っているが、男性は訳さない。

僕もある程度聞こえていたが、はっきりと聞こえたわけでは無いので、ジンジャーが何を言っていたかは書か無いでおく。

いずれにせよ、通訳男性はこれ以上の通訳に困っている様子だった。それもそうだと思うことをジンジャーが語ったいたからだ

最後に男性は

「あまりいいことは言ってい無いので、プロモーターの名誉の為、通訳は控えさせていただきます」とだけ語った。

気がついた時にはすでに他のメンバーもステージ上にいて、ライブは始まった。

その時、事件は始まった。

 

 

 


何か起きたんだ?


ジンジャーがギターを抱え、演奏を始めようとした時、一人の男性がジンジャーへ駆け寄ってきた。

ツイッターではプロモーターが殴りかかってきた的な事を書いている人が多くいたが、僕の目には日本時男性がライブを止めようとした時、

ジンジャーが興奮して、喧嘩になりそうな感じのように映った

直ぐに、他のスタッフも現れ、乱闘を阻止するような行動をしていたように思える。

手際よく、幕をスタッフが閉じる。

幕が閉じている間、幕の向こうからはFxxkYou,Get Out!等、ジンジャーの叫び声が聞こえる。

押し問答が続いてから暫くして、メンバーの手で幕が開けられた。

日本人スタッフは誰も居ない。

直ぐにライブは開始された。

嫌な予感はしたけど、ライブは開始され、僕は今までに無いジンジャーの気合いを見る事になるのだった。

 

 

 

 


ライブ本編


Dislocatedからのスタートだ。

嬉しい事に、ここに集まったワイルドハーツ好きの面々はちゃんと、新譜も聞き込んでいるようだ。

僕は本当にこの新譜が大好きで、2019年の今にこの音を聞かせてくれるのは本当に感謝している。

20年以上のキャリアが有るバンドの新譜としては最高の作品だ。

ライブの生演奏でもそれは裏切らない。

ジンジャーの怒りというか、気合いのパフォーマンスは、音の重厚さと共に襲ってきた。

感じたのは凄い気合いだ。

演奏終了後、ジンジャーはヘアバンドを外す。

更に気合いを入れているようだが、体調のせいか、顔はきつそうな感じだ。

2曲目はEverlone

その後、Vanilla Radio,Suckerpunchと続く。

5曲目はSick Of Drugs

ここでジンジャーは

Sick Of プロモーター

と歌詞でも怒りを表現している。

ここまででもお腹が一杯と言うか、本当にヘルニアなら、ジンジャーやばいのでは?と少し心配になる。

そんな僕を横目に

The Revolution Will Be Televised

Top Of The World

The Jackson White

続けざまにたたみ込む。まさかね、と言う選曲だ。

そうこう言っているうちに、やってきたのが

Let’ Em Go

新作のハイライトだと思う。誰が聞いても、ワイルドハーツのナンバーだ。

こんな曲を生で聴けるのは本当に嬉しい。

いつの間にか、最初に起こったゴタゴタを忘れ、ライブに夢中になっていた。

Urge

Caffeine Bomb

Stormy In The North,Karma In The South

Diagnosis

Love U’till I Don’t

ここで本編が終了するのだが、ここまでは他の都市と同じセットリストだったかな?

お分かりの通り、新旧織り交ぜた、素晴らしいライブでした。

アンコールも直ぐに登場し

My Baby Is A Headfuck

I Wanna Go Where The People Go

2曲を演奏し、ライブは終了。

体調不良のなので、他都市ではプラス3曲だったようだが、東京は2曲で終了。

約1時間30分だったけど、とても中身が濃く、ジンジャーの気合いを見る事が出来た。

終了後は直ぐに幕が閉じられたが、残った観客でDon’t Worry ‘Bout Meを合唱。

皆、心配なんだよね、オープニングの事件見せられたら、今度の来日は有るのだろうか?

そんな気持ちで皆、合唱していたんだろうね。

いずれにせよ、毎年見てきたジンジャー、ワイルドハーツのライブの中で最も印象に残る一夜だった。

 

 

 


ライブ後、1週間経過して


ライブ後、1週間が経ち、僕たちはジンジャーのコメントしか聞いていない。

プロモーターからは何も発せられていない。

1週間が経過して、ジンジャーのツイートから、プロモーターに関する不満の発言が削除されていた。

事実はそれしか分からない。1週間が経過して、プロモーターと何か話したのだろうか?

僕は良い方に解釈したいと思う。

答えは1、2年後分かると思うが、数少ない毎年来日してくれるバンドなので、もう少しこの楽しみを長く続けさせてもらいたいと思います。

ジンジャー、社長、頼むぜ!

来年もよろしく!

 

 

 


Setlist


Dislocated

Everlone

Vanilla Radio

Suckerpunch

Sick Of Drugs

The Revolution Will Be Televised

Top Of The World

The Jackson White

Let’ Em Go

Urge

Caffeine Bomb

Stormy In The North,Karma In The South

Diagnosis

Love U’till I Don’t

《Ensore》

My Baby Is A Headfuck

I Wanna Go Where The People Go

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